私の好きな日本酒に「タクシードライバー」という銘柄があります。
日本酒とは思えないネーミングです。(笑)
「タクシードライバー」と言えば、1976年公開のアメリカ映画があります。
マーティン・スコセッシが監督し、ロバート・デ・ニーロが主演した元海兵隊であるタクシー運転手のストーリーです。
少しハードな内容です。
銘柄は、この映画がもとになっています。
映画業界のデザイナー高橋ヨシキ さんの発案により、映画「タクシードライバー」をもとに命名されました。
古い映画ですが知っていると思わず手に取ってみたくなります。
一升瓶には、主人公トラヴィスを演じるロバート・デ・ニーロの顔写真が貼られています。
さてこの地酒「タクシードライバー」の蔵元は岩手県北上市にある喜久盛(きくざかり)です。
創業が1894年なので今年(2017年)で123年にもなる老舗です。
社長は、藤村卓也さんです。
五代目の社長とのことです。
五代も続けられるということは凄いことです。
私の実家の造り酒屋は、3代目で廃業していました。
詳しくは中村萬次郎とは(銘酒「萬千代」)参照
ところで味わいの方は、甘く、フルーティですっきりしています。
以前、日本酒が苦手という女性に飲んでもらったことがありますが、日本酒のイメージが変わったそうです。
日本酒とは思えないと言っていました。
私自身は、今までに何本も購入し飲み干しました。
それだけ好きなお酒です。